イラレでのWebデザインのやり方とか書こうかなって思ったけど、今回は自分のイラレ人生を振り返ってみた。
イラレとの付き合いはもう6年くらいになるのかな。
短いような長いようなそんな付き合い。
【初めての就職】
最初に勤めた会社が関西のちっちゃな広告代理店だった。そこは雑誌媒体とか電通広告、新聞広告、Webなど全部トータルでやるような会社。
ぼくが入ったときはWebにシフトしていっていてWebデザイナーとして就職した。
昔から紙媒体をやっていたってこともあり、デザインするソフトはIllustratorって決められていた。
スクールでWebのデザインを勉強していた僕からするとPhotoshopでデザインが当たりまえだと思ってたし、他にイラレでデザインしてるWebデザイナーの友達もいなかったから嫌で仕方なかった。
「WebのデザインをIllustratorでデザインとかやばくない?」「使い方わかんないし!」「時間かかって今日も終電。。」
そんな不満が溜まっていた。
入社して数か月経てばデザイン業務にも慣れてイラレの操作方法とかも覚えてイラレとだいぶ仲良くなれていた。
でも、心の中「WebのデザインをIllustratorでデザインとかやばくない?」のもやもやは解消されないまま数年が経過していた。
時が流れていくうちにレスポンシブを意識するとベクターデータに強いIllustratorでWebデザインするのが良いって言う人をたまに見かけるようになって少し嬉しかった。
そして新聞の折り込みチラシやエステ店のリーフレットなど紙のデザインも作るようになって使い慣れたイラレでデザイン出来ることとWebからの展開のしやすさにイラレのことがどんどん好きになっていた。
「デザイン業務には欠かせない」そんな存在。
【デザイン業務から離れる。イラレとさよなら?】
転職して僕はWebコンサルタントになった。
制作会社のWebコンサルでその会社はWebデザインをPhotoshopで作っていた。
イラレでのWebデザイン禁止。
唯一の救いがその会社は企画書をすごく大事にしていて見やすさや伝わりやすさを考えた結果、企画書をイラレで作っていた。
唯一イラレと触れ合える時間。
企画書の内容をテキストエディタとかでばーーっと書きなぐってイラレに落とし込む作業が楽しみだった。
企画書とは別に月次報告の資料もイラレで作ってた。
だってイラレが好きだもの。
【そして現在】
僕はメーカーの販促関連を担当している。
他にデザインする人はいない。
全ての資料・デザインはイラレで作ってる。
だってイラレが好きだもの。(2回目)
メーカーでデザインって何するの?って思うかもしれないけど意外とデザインすることは意外多いのだ。
僕も転職するまでは仕事あんのかな・・・と思ってたけどデザインする機会は超ある。
例えば・・・
展示会のブースデザイン(壁面、配布用のチラシ)
店舗の販促イベントのデザイン(配布用のチラシ、ポスター、ポップ)
期間限定パッケージのデザイン
メディアサイトのデザイン(Web、ロゴ、チラシ、SNS関連)
動画編集用のパーツデザイン
エンドユーザーへ配布用の社内新聞
社内向けのリブランディングの企画書のデザインなど多岐に渡る
これをイラレ一つで全て